マッシュボブ(前上がりボブ)も大人っぽく
前上がりラインのグラデーションボブ。
前上がりラインって聞くと、マッシュっぽいのをイメージして、可愛い方向に行き過ぎることを心配される方もみえると思います。
そこは後頭部のバランスを良くする事で、大人の魅力はでますよ。
カラーはイルミナオーキッドの8レベル。
落ち着きのある、良い色ですよ。
【軽くし過ぎないのがポイント】くせ毛の方のボブ
いつも前下がりボブにされてるお客様です。
少しくせ毛の方なので、髪をすきすぎない様に気をつけてます。
”くせ毛は広がるから、沢山すいた方がいい”って思いがちですが、軽くなり過ぎるとかえって広がりますよ。
まだまだ寒いこの時期は、こちらのお客様のようなボリュームのあるタートルネックなどを着る機会も多いですよね。
前下がりボブも色々ですが、後ろのボリュームを少し上の方に持っていく事で、冬の服に相性の良い前下がりボブになります。
【ほぼドライカットで】大人のふんわりボブ
ほぼドライカットで作ったボブスタイル。
レングスのカット(長さを切る)のだけは濡れてる状態で切ってますが、それ以外は全部ドライカットです。
癖がある場合などは、ドライカットを多用することがあります。
髪質や髪の状態、求めるスタイルなど、その場でどんなテクニックで仕上げるか決めます。
なので、同じお客様でも”前回はウェットで切ったけど、今回はドライカットで”なんてこともよくあります。
こちらのお客様のヘアスタイルは、”ワンレンボブのようでそうじゃないボブ”みたいなのを目指しました。
全くレイヤーのないボブは硬すぎるし、かと言って普通にレイヤー入れてしまうとシャープになりすぎる。
だからドライカットで表面に細かくレイヤーを入れて、柔らかさを出しました。
再現性バツグンですよ。
【毛量調整で骨格を修正】”美バランス”ボブ
比較的シンプルなグラボブ(グラデーションボブ)です。
グラデーションボブは簡単に説明すると、ワンレンボブ(おかっぱ)に少し段が入ったスタイル。
美容師の国家試験でも課題になるくらい、ベーシックなカットです。
ただベーシックなグラボブは、ベーシックをそのままお客様にしてしまったらなんとなく垢抜けないヘアスタイルになってしまいます。
ドライカットなどの毛量調整で、頭の形を修正したり髪の質感を調整して、洗練されたグラボブに仕上げます。
毛量調整って、ただ髪の量を減らすだけではないんですよ。
美容師のセンスがでる技術でもありますね。