最近ブームのグレイヘア。

白髪を染めないなんて勇気がいる、、、
グレイヘアにしてみたいけど、どうしたら良いのかよく分からない、、、
そもそもグレイヘアって何なの?
このようなグレイヘアに対しての、色んな素朴な疑問を分りやすく解決していこうと思います。
ただ最初に言っておきます。

この記事では、グレイヘアが似合う人、似合わない人はどんな人か?を分かりやすく解説します。
グレイヘアに向かない人はこんな人
- 老けたくない人
- 美容に対して楽をしたい人
- メイクをしない人
このような人には、グレイヘアは不向きです。
順番に解説しますね。
1.老けたくない人
美容師やってると、時々質問されます。

答えですが、はっきり言って老けます。
いや、そもそもグレイヘアって若く見せるためのヘアスタイルではありません。
アンチエイジングが全てだと思う人にはグレイヘアは向きません。
アンチエイジングよりもエイジングビューティー的な思考の人に向いてるのがグレイヘアなんです。
2.美容に対して楽をしたい人

このような事を言う人が時々います。
はっきり言って、これは間違った考えです。
グレイヘアを選択する理由がこのような内容の人は、間違いなくグレイヘアにしないほうがいいと思います。
結果的に、ただの無精になってしまうか、疲れて見えるのがオチだと思います。
グレイヘアにする事は、決して楽をする事じゃないんですよね。
定期的なカットや髪のコンディション維持など、髪のメンテナンスはより必要になります。
3.メイクをしない人
グレイヘアになったとしても普段からすっぴんだったり、洋服などトータルファッションを気にしなかったら、これもまたただの無精に見えてしまいます。
グレイヘアはワンランク上のファッションです。
メイク、洋服、ヘアスタイルなどトータルファッションによってグレイヘアが生きてきます。
グレイヘアにしてオシャレ度が増す人はこんな人
- 美意識が高い人
- 年齢相応のオシャレを楽しみたい人
- ポジティブ思考な人
このような方は、グレイヘアに挑戦してみるのも良いかもしれません。
1.美意識が高い人
何度も言いますが、グレイヘアはワンランク上のファッションの選択肢です。
今までオシャレに興味が無かった人がグレイヘアを選択すると、恐らく失敗する確率が高いと思います。
逆に、常に自分にあったファッションを追求してる人は、グレイヘアも自分のファッションに上手に取り入れることができると思います。
グレイヘアにあったメイク、グレイヘアにあったファッション、グレイヘアにあったカット、全てが必要です。
どちらかと言うと、美容には時間や手間、あとお金も惜しまないようなタイプの人に、グレイヘアは向いています。
2.年齢相応のオシャレを楽しみたい人(エイジングビューティー)
先ほども言いましたが、グレイヘアはアンチエイジングとは真逆の考え方です。
少しでも若く見せたいという思考をやめて、年齢を受け入れたオシャレを楽しみたい人がグレイヘアに向いています。
本来、それぞれの年代にはその年代の良さがあります。
年代の特徴をチャームポイントとして捉える思考を”エイジングビューティー”と言います。
エイジングビューティーは近年はスタンダードな考えになりつつありますね。
若さだけが全てではない事に気付けたら、グレイヘアがとても似合う人になれます。
3.ポジティブ思考な人
グレイヘアにするのに、実は最終的にこれが一番大切かもしれません。
”ポジティブ思考”
白髪さえもマイナスに考えない。
黒髪も白髪も髪の毛。
白髪は髪の色が違うだけのこと。
白髪はどんな色にも簡単に染められるから、白髪が増えても逆に好都合。
他人の視線は気にしない。
グレイヘアにしたら、更に美意識を持って新しいファッションに挑戦したい。
そんな考えを持てる人は、グレイヘアが向いてると思います。
そもそもグレイヘアってなに?
グレイヘアに向いてるとか向いていないとか、色々言ってきましたが、そもそもグレイヘアって何?って事です。
グレイヘアという言葉が世の中に出てきた頃は、要は白髪染めをするのをやめて白髪のままでいる事をグレイヘアと言いましたよね。
近藤サトとさんが代表例でした。
ただ最近は白髪のままだけではなく、白髪を生かしてカラーリングする事とか、白髪と黒髪のコントラストを和らげた髪色とか、白髪だからこそ可能なブルーグレーっぽい髪色など、若作りが目的ではないヘアカラーも含めて、広い意味でグレイヘアと呼ぶことが増えてきましたね。
白髪を隠して少しでも若く見せる事を目的としたのが白髪染め。
増えてくる白髪を受け入れて、無理に逆らわないオシャレを目的とするのがグレイヘア。
そんな認識で大丈夫だと思います。
こちらの雑誌に、実はAURUMも紹介していただいてます。
グレイヘアにする場合の注意点
信頼できる美容師さんと二人三脚で
大前提として、グレイヘアにしていくならプロのアドバイスは必須だと思います。
カラーをするのか?しないのか?
どんなカットでグレイヘアの魅力を引き立てるのか?
どんな色の洋服がグレイヘアには相性がいいのか?
グレイヘアの場合、どんなスタイリングをしたらいいのか?
信頼できる美容師さんと、二人三脚でスタイルを作っていく事で、本当に似合うグレイヘアが出来上がると思います。
もちろん自分の拘りを持つことも大切ですが、これからグレイヘアにしていく人は、今までと違った価値観のヘアスタイルに挑戦するわけですから、多少なりともプロの意見は取り入れた方が良いと思います。
全く染めずに白髪を見せる場合は清潔感に注意
実は白髪は髪質によって色が微妙に違います。
例えば欧米人の白髪はとても透明感がある場合が多いです。
アジア人の黒髪が白髪になる場合は、欧米人の白髪に比べると、人によっては黄ばみあることもあります。
黄ばんだ白髪よりも、どちらかというと薄っすら青みがかったシルバー寄りの白髪の方が清潔感があります。
青味がかった白髪に見せたい時は、薄紫系のカラーシャンプーがお勧めです。
”ムラシャン”なんて呼んだりしますね。(紫シャンプーの略です)
自宅でこちらのシャンプーを使用することで、白髪の黄ばみを抑えてくれて青味よりの清潔感のある白髪を維持する事ができます。(白髪が極端な紫色になる事はありません)
清潔感のあるグレイヘアには必須のアイテムですよ。
グレイヘアで髪型に迷ったら迷わずショートヘア

はっきり言って、グレイヘアのロングヘアやミディアム、セミロングは難しいです。
もちろん似合う人もいますが、正直ハードル高いです。
だから迷ったらショートヘア。
カットが上手な美容師さんにショートヘアにしてもらってください。
イマイチなカットのグレイヘアのショートは垢抜けないので、絶対的にカットが上手な美容師さんで。
ショートヘアなら清潔感もありますし、髪のコンディションもいい状態で保ちやすいですよ。
無理やり即グレイヘアにしない方が良い
これはどういう事かというと、黒髪をホワイトブリーチなどで一気に白髪にするとか、白髪染めしてて濃く色が入った髪をこれもまたブリーチなどで除去するなどは基本的にはしない方が良いという事。
大人がするグレイヘアは上品さが魅力なんです。
髪のコンディションはとても重要です。
グレイヘアにしようと、思い立ったら早く完成させたい気持ちは分かります。
ただそこは我慢して、信頼できる美容師さんと一緒に少しづつ理想の髪色を作っていきましょう。
大人の余裕が大切です。
因みに、白髪染めをしてる状態から、徐々にグレイヘアに移行していく方法は下記の記事で実例を紹介しながら説明してありますので、よろしければご覧ください。
-
-
【半年間の検証で驚きの結果が!】イルミナカラーで60代の母親のガッツリ白髪を染めてみました
カナダイルミナカラーで白髪を染めることはできるのか?気になってる人多いですよね。この記事では、白髪染めに対応していないイルミナカラーがどこまで白髪に使えるかを半年くらいかけて実験してみました。白髪が沢 ...
続きを見る
まとめ
年齢相応のオシャレを楽しもうと思ったら、グレイヘアはすごく有効な武器になります。
ただ正直、誰でも似合うものでは無いし、オシャレとしては少し上級者向けだと思います。
その代わり、似合ってしまえばきっと今までの自分と違った魅力が見つかります。
マンネリ化した白髪染めに飽きてしまった人は、ぜひ挑戦してみてください。
【グレイヘアが難しい人はネオグレイヘアがおすすめ】
-
-
【白髪染め辞めたいミセス世代必見!】グレイヘア よりも実はお洒落なネオグレイヘアとは
カナダ”グレイヘア”という言葉が、世の中にかなり浸透してきましたね。 そして最近は”ネオグレイヘア ”という言葉が出てきたのをご存知ですか? ネオグレイヘア、実はグレイヘアよりも誰でも挑戦しやすく、僕 ...
続きを見る
-
-
【迷ってる人を後押し!】こんな人はグレイヘア に向いてますよ
カナダグレイヘアって気にはなるんだけど自分が似合うのか心配って方が多いですね。 この記事では、グレイヘアが向いてる人の特徴を現役美容師が分かりやすく説明します。 グレイヘアにこれから挑戦したいと考えて ...
続きを見る
-
-
【セルフカラーにも役立つ】白髪染めを使わずにイルミナカラーで女優さんの様なグレイヘアにする方法と手順
グレイヘアと言う言葉が世の中に出てきて、白髪を染めないことも選択肢の1つになりました。 そうは言っても、全く染めない状態というのは多くの人には抵抗があるんですよね。 その証拠に、本当に染めなくなった人 ...
続きを見る
-
-
完全なグレイヘアよりも良いかも
母親の髪です。 イルミナカラーが発売された頃に、白髪染めを使うのを辞めました。 いずれは染めないグレイヘアにという事で、少しづつ染める色を薄くしてました。 いつ頃染めるのをやめるのかは、特に決めてはい ...
続きを見る