こんにちは、オーラムの金田です。
美容業界では有名な話ですが・・・
”40代男性美容師定年説”みたいなものがあります。
40代男性美容師定年説というのは、男性美容師は40歳をピークにそれ以降は客数が減っていって衰退していくという事です。
僕、この前40歳になったんですよ・・・
他人事じゃないんです。
実は現役の40代男性美容師は美容師人口の約6%しかいないんですって。(現役美容師という事で、経営に専念してるオーナーさんは6パーセントに入ってないそうです。)
そうなる理由としては、
・体力の低下(単純に年齢とともに立ち仕事が辛くなる)
・流行などに鈍感になる
・収入の問題(所得の少ない40代男性美容師だと、先が不安になるでしょうね)
この3つが大きな要因らしいです。
でも、逆に言えば、その3つの要因をカバーできれば40代美容師定年説は払拭できて生涯現役でやれるんですよね。
体力の低下をカバーするには
働き方を体力勝負じゃない働き方に変えていけば問題無いですよね。
数の多さでかなく、質の良い仕事をしっかりとやっていく。
カット料金を安くしたり、お得なクーポンをたくさん出して、一日に何人も担当するような仕事の仕方が通用するのは30代までなんですよね。
流行などに鈍感になるのをカバーするには
今のこのネット社会で、情報なんてどんだけでも得る事ができるので、その辺は自分次第で全く問題無いと思ってます。
それに自分と同世代のお客様をメインターゲットにやって行けば強みにもなるのかななんて思ってます。
収入の問題
これも体力低下の問題と一緒で、”やり方を変えていけば問題無い”僕はそう思ってます。
美容師ってやり方次第では平均所得よりも全然多い収入は得られますしね。
確かに40代って、お金が必要なことが増えるんですよね。
僕もそうなんですが住宅ローンを抱えたり、子供が成長していって教育費がかかったり、将来を考えて保険にも力を入れたり。(僕は自営業なので老後も心配)
一般的な職業だと、40代って一番働き盛りっていわれますよね。
男性美容師も本来そうだと思うんですけどね。
僕自身もそうですけど、カット技術で言えば20代の頃よりも30代、30代の頃よりも今(40代)が洗練されて上達してます。
美容業界、何が正しいのかよく分かりませんが、だからこそ自分のポリシーを崩さないように、でも柔軟に、なるべく長く現役美容師でいられるようにやっていきます。
[追加記述]2018年1月23日
2018年、今年僕は42歳になる年。
去年、41歳の年の12月の売り上げは、僕の美容師人生の中で一番多い売り上げでした。
働き方も、体力勝負の働き方ではなく、しっかりとお客様に向き合って、過度な割引もしない(勿論クーポンサイトなどの掲載はゼロ)やり方で。
おかげさまで、40代男性美容師、今の所理想的な仕事ができてます。
僕にはこんなに可愛い息子がいますからね、この子や妻の為にも40歳定年なんて言ってられませんよ。