こんにちは、オーラムの金田です。
基本的には、ホームカラーをお勧めする事は美容師の立場としては絶対にありません。
けど、白髪が気になるなど、どうしても使わないといけない場合の注意点です。
目的は”繋ぎ”で
メインでは使わないで下さい。
どうしても使う場面は、次に美容院に行くまでの期間で、白髪がどうしても気になる時の応急処置の時のみです。
部分的に最小限で
応急処置なので、分け目や生え際などの見える場所のみに使うのがベストです。
全部完璧に染めようと思わず、できる限り最小限にして下さい。
それがダメージを最小限に抑えるコツです。
なので、選ぶホームカラーの薬剤は少しずつ使える物を選んだ方が良いと思います。
選ぶ色は現在の髪色より暗いのは選ばない
これは意外と大事な事で、次に美容室でカラーする時へのホームカラーの影響を最小限にする為の策です。
ホームカラーのデメリットの1つに”色ムラ”があります。
当たり前ですが、素人さんが薬剤塗布をする訳ですから、ムラになって当然なんです。
ただ、そのムラになっても次回の美容室のカラーで簡単に直してもらえるようにしとく対策です。
カラーは暗くなり過ぎたムラを修正するのは、時間と手間がかかります。
時間と手間がかかるという事は、プロの手を借りるとお金も余分にかかるという事です。
白髪をしっかり隠したい気持ちが強すぎて、暗めの色を使ってしまうと、そこだけ暗い色が入りますよね。
そのムラを直そうとすると、暗い色に合わせないといけないんです。(白髪染めで暗くなり過ぎた髪を明るくするのは結構大変)
それを繰り返すと、どんどん髪色が暗くなります。
なので、繋ぎでホームカラーを使って部分的に白髪を隠す場合は、多少白髪の染まりが悪くても今の髪色と同じくらいか多少明るめを選ぶのが無難という事です。
でも、基本的にはホームカラーはお勧めでは無いですからね。
なるべく使わないで下さい。