SNSで見かけるブリーチを使った”脱白髪染め”。
すごくおしゃれでやってみたいけど…
ブリーチって傷みそうで…
確かにそうですね。
ブリーチを使う技術は劇的な変化の一方でリスクもあります。
この記事では、ブリーチを使った脱白髪染めのデメリットについてお話しします。
ブリーチを使わない脱白髪染めの方法もご紹介します。
- 白髪染めをやめたい
- ブリーチを使ったハイライトやバレイヤージュの脱白髪染めやってみたい
- ブリーチを使わない脱白髪染めをしたい
このような方必見です。
ブリーチを使う”脱白髪染め”のデメリット4選
”バレイヤージュ” ”ハイライト” など、ブリーチを使った白髪を目立たなくする技術が注目されています。
白髪を隠すことが目的の白髪染めと違って、インパクトのあるカラーで白髪をごまかす考え方です。
SNS映えする仕上がりでバズってる技術のひとつですよね。
一度はやってみたいと思った方も多いでしょう。
一気に若返ることで人気のブリーチを使った脱白髪染めですが、いくつかデメリットもあります。
挑戦しようと考えてる人は、デメリットを知った上でやることがとても重要です。
ブリーチを使った脱白髪染めのデメリットは次の3つです。
- ダメージは避けられない
- 色が抜けるのが早い
- 派手になりがち
- パーマ類ができなくなる
ダメージは避けられない
ブリーチを使う時点でダメージはかなり大きいと思ってください。
確かに、最近はケアブリーチと言われるダメージを軽減したブリーチ剤もあります。
とはいえ、ダメージが無いわけではありません。
ブリーチによる髪のダメージは、普通にカラーを続けて感じるダメージとは全く別物です。
それとは比べ物になりません。
ブリーチで傷んだ後に、どれだけ良いトリートメントをしても元には戻りません。
それだけのダメージと引き換えに、白髪が気にならないほどの透明感を得ることができます。
失うものと得るものを知らずにブリーチを使った”脱白髪染め”をするのは少し安易だと思いますよ。
色が抜けるのが早い
ブリーチを使った脱白髪染めの技術は、多くの場合はブリーチでハイライトやバレイヤージュなどをした後に、その上から色を入れます。
ブリーチで抜いただけの髪色はかなり黄色っぽい金髪ですからね。
ほとんどの人は望まない髪色だと思います。
その上から入れた色なんですが、ベストな状態が保てるのはせいぜい2週間です。
髪の状態やお手入れ内容によっては1週間くらいの場合もあります。
こういったブリーチをしてから色を入れるカラーをダブルカラーと言います。
ダブルカラーをした時に美容師さんがお勧めするシャンプーがあります。
それは紫色のカラーシャンプー。
いわゆる”ムラシャン”です。
ムラシャンを使うことで、黄色の色素が出てくるのをある程度抑えることができます。
それでも1ヶ月もすれば結構な金髪が出てきます。
お仕事や立場的に問題がないのかを考えておかないと、後で後悔することも少なくありません。
派手になりがち
ブリーチを使った脱白髪染めをする目的が白髪を目立たなくする事だけではなく、攻めたヘアデザインを求めるなら問題ありません。
そうではない場合は要注意です。
白髪を目立たなくすることが第一の目的で、白髪染めよりはなんとなく透明感が欲しいくらい。
更にあまり目立つような髪色は求めない。
そんな方にはブリーチを使った脱白髪染めは絶対に不向きです。
ブリーチをしても、上からある程度落ち着いた色を染めれば、その時は良い感じの落ち着いた透明感のある髪色になります。
でもその後、絶対に金髪は出てきます。
間違いなく派手な印象の髪色になると思ってください。
パーマ類ができなくなる
ブリーチ毛に対してはパーマや縮毛矯正をかける事は基本的にはできないと
思ってください。
え?
でもインスタとか見てると、ブリーチ毛にパーマや縮毛矯正ができるって言ってる美容師さんいますよね?
確かに。
でもあれが普通だと思わないでくださいね。
SNSとかでいますよね、ブリーチ毛にパーマかけられる美容師さん。
おそらく、その美容師さんならできるのでしょうね。
でも『できない』『やらない』『できてもやらない』、美容師さんの意見としてはこちらの方が多数だと思います。
因みに僕はブリーチ毛に対してのパーマは100%やりません!
それにこれは僕個人の考えですが、仮にパーマかかったとしてもヘアスタイルの再現性はかなり悪いと思いますよ。
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ブリーチを使わない脱白髪染めの方法とは?
ブリーチを使わないとしたら、どんな方法で脱白髪染めをするんですか?
いちばんリスクが少ないのは単純におしゃれ染めで染めること。
おしゃれ染めで白髪が染まるの?
そんな疑問を抱く人が多いと思います。
答えはおしゃれ染めでも白髪は染まります。
ただし白髪染めのように濃くは染まりません。
その特徴を利用して、白髪と黒髪を馴染ませるような薬剤を使って染めると白髪ならではの柔らかな色になるんです。
僕はこのやり方を強くお勧めしています。
白髪が増えてくる世代は、当然ですが髪も細くなって弱ってきます。
そこにブリーチのダメージは大きすぎると僕は考えてます。
まとめ
- ブリーチを使った脱白髪染めはインスタ映えはするがデメリットも多い
- ブリーチを使った脱白髪染めは必ずデメリットを知った上で
- ブリーチを使わなくても立つ白髪染めが可能
- ブリーチならではのカラーが好きな人は気にせずに
この記事が誰かの役に立てれば嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。