
とりあえず縮毛矯正でもしようかなぁ…
縮毛矯正はそんな簡単にやらないで。

この記事では、気軽にやったら後で後悔する可能性のある美容室のメニューを理由も含めてお伝えします。
髪の悩みの多い大人女子さんに必見に記事です。
美容室で気軽にやってはいけないメニュー3選とその理由



美容室で気軽にやってはいけないメニューは次の3つです。
- 黒染め
- ブリーチ
- 縮毛矯正
この3つのメニューは、美容室で気軽にやらない方がいい3大メニューです。(自分でやるのなんて問題外!)

必要な場合はやった方が良い場合もありますし、これらの技術は使いようによっては素晴らしいものです。

それはこの3つのメニューは全て、1度やってしまうと、すぐには髪を元の状態に戻せないメニューなんです。
どういう事なのか、順番に説明しますね。
黒染め

黒に近く染まる薬剤のことを黒染めって呼ぶ人がいるだけなんです。
日本人の黒髪は平均4レベルと言われてます。
黒染めと呼ばれるヘアカラーは、だいたい4レベルより暗いヘアカラーの事をそう呼ぶ事が多いです。
暗めのカラー剤で染めた後は、すぐに明るく戻したくても簡単には戻りません。(色素が濃いので)

ブリーチを使って濃く入ってしまった色素を取り除く必要があります。
当然かなり傷みますし、退色してきた時にムラになる可能性も高いです。
一度染めてしまった黒染めが、完全に無くなるには半年以上はかかります。(ブリーチなどを使わずに自然に退色するのを待つ場合)
ブリーチ

ブリーチは通常のカラーの何倍も傷みます。


お店によってはブリーチ毛にはパーマや縮毛矯正をお断りすることも多いんです。
一度ブリーチで脱色してしまった髪の毛は、もうベースが色素が無い上にダメージが進んでる状態です。
その後どれだけトリートメントをしてもブリーチ前の髪の状態には戻りません。
ブリーチ後の明るい髪に飽きて暗く染めたとしても、すぐに退色して明るくなってしまいます。

縮毛矯正

くせ毛や髪の広がりで悩んでる人にとってはとってもありがたい技術ですよね。
髪がまっすぐになって、ボリュームダウンもできて。


縮毛矯正に使う薬剤はかなり強めの物です。
強い薬剤の力で髪の毛を”軟化”と言って、結合を切断した状態にします。
さらにそこに高温のヘアアイロンでプレスします。

- パーマが上手くかからない(パーマをお断りされることも)
- カラーがムラになりやすい
などのデメリットがあります。
-
-
【くせ毛の人は必見!】縮毛矯正はした方が良い?しない方が良い?
続きを見る
脱白髪染めでブリーチを使うときはより注意が必要
最近よく見かけるようになった”脱白髪染め”。
白髪染めで暗くなった髪を、場合によってはブリーチを使って明るくする事もあると思います。
この場合に特に注意が必要なことがあります。

多くの人は年齢を重ねるごとに髪が細くなります。
髪が細い=薬剤によるダメージに弱い
本当にブリーチによる脱白髪染めが今すぐ必要?
少しずつ明るくでも良いのでは?
などをよく考えた方が良いですね。
こんな美容師さんには要注意



美容師さんとお客様のカウンセリング時の会話。



縮毛矯正しましょう!
何となく何が良くないのか分かりますよね?
お客様が縮毛矯正を希望してはいますが、縮毛矯正する意外に解決策は無いのか?
そこまで深く相談に乗ってくれる美容師さんじゃないと、今回の3大メニューを任せるのは少し不安だと思います。

まとめ
- 黒染め、ブリーチ、縮毛矯正をしたいと思っても勢いでやらない事
- 上記の3メニューをやる場合はプロとしての考えを踏まえて相談に乗ってくれる美容師さんにお願いする
- 大人女子の髪は特にデリケートな為より慎重に

最後まで読んでいただきありがとうございました。