すでに縮毛矯正をやってる人も多いでしょう。
まだやったことないんだけどやってみたい人もいるでしょう。
収まらなかったくせ毛が真っ直ぐになり綺麗に収まる。
とても魅力的ですよね。
結局どうしたら良いのか迷いますね。
この記事では、縮毛矯正のデメリットとメリットを分かりやすく説明した上で、最終的にどう判断したら良いのかお伝えします。
くせ毛で悩んでる、縮毛矯正を検討中の方は必見です!
縮毛矯正のメリットとデメリット
縮毛矯正のメリット
- くせ毛がストレートになる
- ボリュームダウンできる
- 艶がでる
順番に説明します。
縮毛矯正をするとくせ毛がストレートになる
これは当たり前ですよね。
ストレートにしたいから縮毛矯正をする訳なんで。
縮毛矯正はとても強い薬剤を使います。(パーマ液の中では最強に強い)
強い薬剤の力で髪の毛を軟化します。(軟化とは髪の毛の組織を壊すこと)
軟化した状態で180°のアイロンで真っ直ぐにします。
その後軟化を元に戻す薬剤で仕上げます。
これが縮毛矯正でくせ毛が真っ直ぐになる仕組み。
すごいですよね。
縮毛矯正をすると髪をボリュームダウンできる
これも当然と言えば当然。
髪の毛が真っ直ぐになる分、ボリュームダウンできます。
緩いくせ毛の人でもボリュームダウンしたいなら縮毛矯正は有効です。
髪の毛は約10万本あるので緩いくせ毛も重なれば結構ボリュームが出ますからね。
軟毛の人、髪が細い人は注意が必要で、縮毛矯正をするとボリュームダウンしすぎてぺったんこになってしまう可能性もありますね。
縮毛矯正すると髪に艶が出る
縮毛矯正をすると艶が出ます。
特にワンレングスのスタイル。(段の無い面のあるスタイル)
髪の毛の艶はなんで出るかと言うと、光の反射です。
面が整ってるほど艶が出ます。
勘違いして欲しくないのは、艶が出るからって髪の毛のダメージが修復されてる訳じゃないですからね。
それどころか縮毛矯正をした次点でダメージは必ず進んでるはずです。
縮毛矯正のデメリット
- 高温のアイロンで熱を入れるので、髪の状態が変わる
- ヘアカラーでムラが出やすくなる
- 根元が伸びてきた時に境目が気になる
- 髪が傷む
順番に解説します。
縮毛矯正は高温のアイロンで熱を入れるので、髪の状態が変わる
これは髪が傷むとかそんな簡単な事ではなくて、髪の組織の状態が変わるんです。(詳細は省きますが熱によって髪の内部のタンパク質が変わってしまいます)
髪の組織の状態が変わる事での影響は色々あります。
身近な事で言えば、パーマやカラーの仕上がりに影響が出ます。
パーマはかかりにくくなりますし、美容師さんによっては縮毛矯正をしてる髪にはパーマはかけない事も多いです。(僕もそうです)
カラーはムラになることが多いです。(次の項目で詳しく説明してます)
縮毛矯正をするとヘアカラーでムラが出やすくなる
先ほどの髪の毛の内部のタンパク質が変わることが関係します。
良くあるムラが、明るくしたい時に明るくなりにくい。
毛先の方がより縮毛矯正の薬剤とアイロンの熱の影響を受けるため、根元の方が明るくなって毛先が暗いままになることが多いですね。
これは仕方のない事なので、縮毛矯正を選択した場合はデメリットとしてあきらめてください。
暗めのカラーならムラは分かりにくいと思います。
縮毛矯正をすると根元が伸びてきた時に境目が気になる
縮毛矯正のメリットが裏目に出るんですが、、、
縮毛矯正ってくせ毛がきれいにストレートになりますよね。
でも伸びてくる髪の毛はくせ毛です。
ストレートとくせ毛の境目が当然ですが存在します。
髪の毛が伸びると、この境目が移動してきます。
そしてどこかのタイミングで、また縮毛矯正をしますよね。
それまでの間は境目が絶対に気になります。
ちなみにですが、縮毛矯正はやった直後でも、すでに根元約2センチはくせ毛です。
これはどう言うことか?
縮毛矯正の薬剤はとても強いので、地肌には絶対に付けません。
地肌に縮毛矯正の薬剤が付くと、髪が折れ曲がってしまい最悪切れてしまいます。
それを避ける為に、根元を約2センチ空けるんです。
これが縮毛矯正がやったすぐに根元2センチがくせ毛な理由です。
髪が傷む
先ほども説明しましたが、縮毛矯正の軟化で使う薬剤はとても強いです。
なので必ず髪は傷みます。
対策としては、縮毛矯正えお選択したら傷ませないことは不可能なので、その後のヘアケアを最大限にするしかありません。
縮毛矯正はした方が良い?しない方が良い?
一概には言えません。
が、、、
僕が個人的に思うのは、、、
可能であればくせ毛の特徴を使ったヘアスタイルにした方が良いと思います。
ただこれはくせ毛の度合いも色々なので、縮毛矯正をおすすめするケースもあるとは思います。(実際に僕のお客様でもやってるひといます。)
基本的な考えとして、僕はくせ毛をマイナス要素とは思わないんですよね。
人は無い物ねだりなので、くせ毛の人はストレートに憧れるのはとても分かりますが、自分のくせ毛としっかり向き合うと違った魅力が見つかるかもしれません。
くせ毛はカットでは治らない
そんな話をすると、時々こんなことを言われます。
治りません。
くせ毛を活かしたスタイルって言うのは、くせ毛で跳ねても大丈夫なバランスにカットをしたり、あえてくせを使って跳ねさせたりすることを言います。
縮毛矯正で浮いたお金で高級ストレートアイロンを買ってみて
僕が良くおすすめしてることがあります。
縮毛矯正って正直お金かかりますよね?
うちの店でも約2万円します。
もっと高い店もあるでしょう。
最近はめちゃくちゃ良いストレートアイロンあるの知ってますか?
これ5万円くらいするんです。
でもめちゃくちゃ良いです!
安いアイロンとは比べ物になりません。
あー高いですよね??
でも縮毛矯正2回分と少しで買えますよ。
定期的に縮毛矯正すること考えたら、安くないですか?
普段はくせ毛を活かしてスタイリングして、時々ストレートにしたいときはヘアビューロンストレートで。
いかがでしょう?
美容にはリスク(デメリット)はつきもの
髪の毛とは関係ないですが、美容つながりで。
僕の体験した事で・・・
僕、32歳くらいの時に前歯を6本セラミックに変えました。
理由は単純なことで、歯を白くしたかったから。
歯を変える前って、治療した歯の色が少し違ったりしてて、なんとなく嫌だったんですよね。
ほぼ衝動的にやりました。
歯って、やりだすと止まらなくて、結局今は上の歯を10本変えました。
リスクやデメリットはありますよ。
自分の健康な歯を削ってしまってます。
堅い物を思いっきり噛む事はできません。
お金もそこそこかかります。(おかげで僕の小遣いのほとんどは歯のメンテナンスで消えます^ ^)
歯ぎしりで欠けてしまう事もあります(実際に何回かは欠けて治してます)
セラミックに変えてすぐは、冷たい物をたべると知覚過敏みたいにしみました。
他にも知らないだけで、色んなデメリットあると思います。
そんなデメリットが分かってても、歯が綺麗になる事で僕は満足なんです。
僕にとってはデメリットを上回るメリットなんです。
僕の価値観だとそうなんです。
あ、話しそれました、、、
縮毛矯正はデメリットがあります。(デジタルパーマや毎日の高温のアイロンも同様な場合あります)
縮毛矯正してる髪はカラーのムラがでます。
なので、縮毛矯正をする場合、ご自身の美容に対する優先順位を決めましょう。
カラーを妥協しても髪をストレートにしたいか?
カラーに最高の仕上がりをもとめるので、縮毛矯正は諦めるか?
まとめ
- 縮毛矯正をやるならメリットとデメリットを知った上で決めましょう
- くせ毛はマイナス要素ではありません
- 金田のおすすめは普段はくせ毛を活かしてスタイリング、時々ヘアビューロンストレートで上質ストレートヘアに