「就職活動が始まるので面接にふさわしい髪型に・・」
美容室ではよくあるオーダーです。
特に男性のお客様ですね。(女性はまとめたりして髪の色を暗くする程度で問題ないことがお多いので)
髪型だけで採用、不採用が決定するわけでは勿論ありませんが、最初の第一印象として髪型が重要なのは間違いありません。
就活の面接って、人生を左右するものなんですよね。
それに関わるわけなんで、美容師の仕事って責任あるなって思います。
ところで、面接にふさわしい髪型ってどんなでしょうね?
清潔感があって・・・爽やかで・・・誠実に見えて・・・・まあそうなんですけど、じゃあどうしたらそうなるか?ってことですよね。
短ければいいか?って言うと、そうとも限らなかったりするんです。
裾は短く、耳と襟には髪がかからないように
これは絶対ですよね。
ここは清潔感に関わってくる場所なので、出来ればサッパリと刈り上げたいところです。
刈り上げが苦手な人は、その辺を美容師さんに伝えればソフトな感じに上手くやってくれると思います。
髪質や髪の生え方によっても、刈り上げた方が良い場合と刈り上げない方が良い場合があります。
そこも美容師の腕とセンスが大きく影響します。
前髪は上げた方がいい?
ここは迷うとこなんですが、僕は人によると思います。
一般的にはおでこを出した方が好印象とは言いますが、顔の作りによっては前髪を上げると派手に見えてしまう方も居なくはないですね。
そんな方は、自然に前髪を下ろしてた方がナチュラルな印象になることもあります。
当たり前ですが、前髪を下ろす場合は目にかからない長さで。
極端なアシンメトリーも避けた方がいいですよね。
前髪を立ち上げる場合は、ツンツン立たせるようなスタイリングは業種にもよると思いますが、マイナスな印象になることもあると思います。
面接の当日はスタイリング剤(ワックスなど)はつけた方が良い?
”身だしなみ”として付けた方がいいと思います。
注意点はワックスを沢山付けすぎないこと。
少量を手のひらに薄く伸ばして、髪がまとまる程度につけてください。
ワックスが沢山付いたスタイリングは、少し”チャラい”雰囲気になりがちです。
よく言えば”キマってる”なんですが、就活の面接には不向きです。
面接当日は是非”朝シャン”を
寝癖はマイナスの印象しかありません。
普段よりも少し早起きをして、寝癖をバッチリ直しましょう。
男性はメイクをしない分、髪型が第一印象の大半を占めます。