40代・50代の「おじさん感」を消す3つの清潔感ルール|現役美容師が実践する肌・姿勢・加齢臭対策

同じ40代・50代でも、若々しく見える人と、いかにも「おじさん」「おばさん」に見える人がいます。
40代後半くらいから、その差ははっきり分かれてくると感じています。では、何がその差を生んでいるのか。
こんにちは、岡崎市で美容室「AURUM」を営む美容師の金田昭徳です。50歳の今、モデルジャパン日本大会のゴールドクラスに挑戦しています。
この記事では、僕自身が気をつけている「おじさん感」を消す3つの清潔感ルールを紹介します。美容師として毎日お客様を見てきた経験と、コンテストに出る中で学んだことから考えたものです。「おじさん感」と書いていますが、女性にもそのまま当てはまる内容です。
動画でも紹介しています
ルール1:肌のお手入れ(スキンケア)
男性は「やる人」と「やらない人」が半々
女性は多くの方がスキンケアをしていると思います。一方で男性は、僕の周りを見ても、やっている人とやっていない人が半々くらいに分かれます。
僕がスキンケアを始めたのは30歳のときです。当時付き合っていた彼女に「男の人も30を過ぎたらやったほうがいいよ」と言われたのがきっかけでした。使っていたのは化粧水と乳液くらいです。
やってみて初めて「乾燥していた」と気づいた
それまでスキンケアをしていなかったので、自分の肌がカサついているとも、状態が悪いとも思っていませんでした。
ところが、初めて化粧水と乳液をつけたとき、肌がすごく潤ったんです。その状態と比べて初めて、「今までの自分の肌は乾燥していたんだ」と気づきました。
スキンケアをしていない50代の男性は、「やらなくても大丈夫」と思っているかもしれません。でも実際は乾燥していて、やればもっと良くなるというパターンがほとんどだと思います。
肌の印象は、年齢がいちばん出るところ
初対面の人の肌を、細かくチェックする人はあまりいません。それでも、パッと見たときに肌がカサついている人と潤っている人では、印象がまったく違います。若々しく見えるかどうかは、ここで大きく分かれます。
高い化粧水より「惜しみなく使える化粧水」
高い化粧水を少しずつ使うより、手頃な化粧水をたっぷり使うほうがいい、とよく言われます。毎日、ずっと使うものなので、惜しまずにつけられるものを選ぶのがおすすめです。
僕は無印良品の化粧水を愛用しています。価格が手頃で、どこでも買えるのがいいところです。コンテストでは肌の状態も大事なので、顔だけでなく全身に使っています。
ルール2:姿勢
美容室の椅子で見える「急に老けた」の正体
姿勢の良し悪しが、おじさん・おばさんに見えるかどうかを決めると思っています。
美容師として長くお客様を担当していると、年を重ねるのは当然ですが、短い期間で急に老けたように見える方が正直いらっしゃいます。その原因の多くが、姿勢です。
姿勢は、一度崩れ始めると悪くなるスピードがとても速いんです。会うたびに老けて見えていく、ということが実際にあります。
コンテストで学んだ「姿勢で見え方は大きく変わる」
大会に向けた公式レッスンでは、胸や肩、背中の筋肉の見せ方を教わります。そこで実感するのは、ちょっとした体の使い方で、体の見え方は大きく変わるということです。これは筋肉だけでなく、ヘアスタイルの見え方にも影響します。
姿勢をキープできている50代は2割もいない
スマホやパソコンを使う時間が長い今、ほとんどの人がストレートネックや巻き肩になりやすい生活をしています。美容師の仕事も手元で細かい作業をするので、放っておくと巻き肩になります。僕もトレーニングとコンテスト対策を兼ねて、いつも姿勢に気をつけています。
僕の体感では、50代前後で姿勢をきちんとキープできている人は、2割もいないと思います。逆に言えば、姿勢を整えるだけで、同世代の中で頭ひとつ抜けられるということです。年を重ねるほど、姿勢の良さは大きな武器になります。
おすすめは「ウォーキング教室」
何から始めればいいか分からない人には、ウォーキング教室(歩き方教室)をおすすめします。最近はモデル出身の方などが、個人でレッスンを開いていることも多いです。単発でも十分です。
僕も以前、2時間ほどのレッスンを受けたことがあります。料金は5,000〜6,000円くらいでした。
正しい歩き方を教わると、それだけで普段使っていない筋肉を使うことが分かります。1時間のレッスンでもかなり疲れるほどです。
楽な姿勢で歩く → 筋肉を使わない → 筋肉が衰える → 姿勢を保てなくなる → さらに楽な姿勢になる。この悪循環こそが「おじさん化」「おばさん化」の正体です。正しい歩き方を身につければ、ジムに行かなくても、毎日歩くこと自体がトレーニングになります。
整体に通っているから大丈夫、ではない
以前、カイロプラクティックに通っていたとき、先生がこんなことを言っていました。
「整体やカイロに毎月通っているから姿勢は大丈夫、というのは間違い。体を整えても、それは一時的なもの。正しい姿勢を確認して整えてもらう場所として使うといい」
本当に大事なのは、日常の歩き方やトレーニングの姿勢、毎日のストレッチといった地味な習慣を続けることです。家での習慣を変えなければ、整体に通っても意味がない、というのは本当にそのとおりだと思います。
ルール3:加齢臭対策
香水でごまかすのは逆効果
おじさんっぽさを感じさせるものとして、においはとても大きいです。
手っ取り早く香水でごまかしたくなりますが、僕は逆効果になることが多いと思っています。
僕も昔は香水が好きで、いろいろつけていました。でも最近は、強い香水のにおいが苦手になりました。同じマンションに香水がきつい方がいて、その方がエレベーターを使ったあとはしばらくにおいが残り、頭が痛くなることもあります。それからは自分も控えるようになり、つけるとしてもアロマのやさしい香りにしています。
体の中から整える(インナーケア)
大事なのは、食べ物などのインナーケアだと思います。
大会で知り合うボディメイクをしている方たちは、食事が整っている人がほとんどで、加齢臭がほとんどしません。僕自身も50歳ですが、加齢臭はあまりしないと言われます。自分のにおいは分かりにくいので、家族に「ちゃんと言ってね」とお願いして確認しています。
思い当たる理由は、次のようなことです。
- タバコを吸わない
- 脂っこいものをあまり食べない
- ポテトチップスなどのお菓子をほとんど食べない
美容師目線:においの元は「乾燥した頭皮」
本業の美容師として、ひとつ伝えたいことがあります。加齢臭は、頭皮から来ていることも多いということです。
頭皮のにおいは、皮脂が酸化したにおいだと言われています。そして、酸化しやすい皮脂は、乾燥した頭皮から多く出てきます。頭皮が乾燥すると、それを補うために皮脂が出てくるからです。
顔の乾燥や吹き出物は、毎日鏡を見るので気づけます。でも頭皮は髪に隠れて見えないうえに、感覚も鈍いので、つい後回しになりがちです。
実は頭皮はとてもデリケートで、体調やストレスですぐに状態が変わります。
- 青白い:健康な頭皮の色
- ピンクっぽい:血行が悪くなっていたり、炎症が起きかけていたりするサイン
- 湿疹やかさぶた:さらに悪化した状態
対策は、頭皮の保湿です。自分に合ったシャンプーとトリートメントを使うこと、そして頭皮用の化粧水で保湿することが大切です。僕の美容室「AURUM」でも頭皮用の化粧水を扱っていて、僕自身も使っています。頭皮の状態が気になる方は、サロンで気軽にご相談ください。
まとめ:おじさん感を消す3つの清潔感ルール
ルール | 今日からできること |
|---|---|
肌のお手入れ | 手頃な化粧水と乳液を、惜しまず毎日つける |
姿勢 | ウォーキング教室で正しい歩き方を身につける。毎日のストレッチを続ける |
加齢臭対策 | 香水でごまかさない。食事を整え、頭皮を保湿する |
もちろん、運動と正しい食生活は大前提です。自宅でできるトレーニングについては、こちらの記事で紹介しています。
無理な若作りではなく、清潔感のある大人として年を重ねていきましょう。
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金田 昭徳岡崎市の美容室「AURUM」オーナー。50歳、現役美容師。体脂肪率1ケタを維持し、モデルジャパン出場は2026年で3年目。
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